古川 靖
古川 靖 Yasushi Furukawa
- 航空工学科/教授
- 日本大学大学院理工学研究科 博士(理学)
受験生へのメッセージ
IoT(Internet of Things)で全ての人とモノがつながり、人工知能(AI)により、必要な情報が必要な時に提供されるようになり、ロボットや自動走行車・自律飛行機などの技術で、少子高齢化、地方の過疎化、貧富の格差などの社会課題を克服するために、DX(デジタルトランスフォーメーション:デジタル変革)の推進が求められています。「DX時代のものづくり」に一緒に取り組んでいきましょう!
教育研究活動 (現在)
専門分野
飛行力学、制御理論、量子物理学
現在の研究テーマ
自律飛行制御のモデルベース開発、AIや量子技術を活用したDX推進
担当講義
システム工学、飛行力学と制御、流体力学、風洞実験、機械力学、基礎物理、工業数学、他
教育研究・技術業績 (過去)(保有資格等)
主な研究業績
場の量子論におけるくりこみ群の研究
学協会活動
数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアム
社会活動
かごしま県民交流センターで講座を開催するなど、「鹿児島現代物理勉強会」で中・高・高専の教員とともに現代物理(量子物理)の教育普及活動を実施。
〇2018.8.27【公開講座】『マルチバース宇宙論と人間原理』を実施
〇2019.8.28【公開講座】『先端的現代物理講座』を実施
〇2020.09.07【公開講座】『量子をめぐる現代科学の最前線』統合実施報告
〇2021.12.28 【公開講座】『観測者依存性(相対性)をめぐる物理学の発展』の実施報告
〇2023.1.11 【公開講座】『量子コンピュータによる変革』の実施報告
〇2023.12.26 【公開講座】「量子コンピューティング人材への道」実施報告
所属学会・団体
日本物理学会
解説
現代の航空機や自動車等の開発は、年々高度化・複雑化しており、競争力のある製品を開発するためにはDX(デジタル変革)が欠かせません。そこで切り札になるのが「モデルベース開発」です。これは、コストと時間がかかる実機ベースではなく、デジタルシミュレーションベースで効率よく開発できる手法です。
授業や卒業研究でモデルベース開発を実現するための知識と技術を体系的に学べるよう、カリキュラムや教育内容の調査・研究を続けています。
このようなデジタル技術を活用して、未来社会の課題を解決するための社会変革を目指します。