公開講座『量子力学とその特徴』の実施報告と次回のご案内

2020-05-27

教育庁「かごしま県民大学中央センター」主催の「かごしま県民大学とことんまなぶー講座」として、≪量子をめぐる現代科学の最前線≫シリーズ第1回『量子力学とその特徴』を、かごしま県民交流センターで5月23日(土)に開催しました。
この第1回は、当初4月に予定されていましたが、新型コロナ対策で延期され、緊急事態宣言が解除された5月に3密を回避しながらの開催となりました。
この講座シリーズでは、“量子論”にかかわる分野をテーマに、宇宙創成論や現代物理学のような理論から、最近話題になっている「量子コンピュータ」のような応用まで、“古典論”との違いを際立てながら紹介していきます。
第1回目は、以降の各テーマに共通の量子論の特徴を解説しました。量子の世界には、わたしたちの直観に反する現象が多くあり、初学者の理解を困難にしています。しかしながら、わたしたちの頭に刷り込まれているものは古典的な経験であるにもかかわらず、現実の自然界は量子的なのです。さあ、常識を乗り越えて、量子の世界に旅立ちましょう!

次回は、6月27日(土)です。詳しくはこちら
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第1回目の様子。講師ももちろん、マスク着用です!

(航空工学科/社会・地域連携センター)