『山田橋灯篭イベント』を開催しました(自然環境工学科)
2017-10-06
『山田橋灯篭イベント』を開催しました(自然環境工学科)
2017-10-06
『山田橋灯篭イベント』を開催しました
自然環境工学科の羽野暁講師の研究室では、鹿児島県姶良市に現存する戦前の鉄筋コンクリート橋である山田橋を利活用した地域づくりに取り組んでいます。
一昨年12月、研究室の学生が中心となり、山田橋の歴史紙芝居実演会を山田小学校にて開催し、地域の子供とお年寄りが交流する場を創出しました。その際、参加した小学生から戦時中に供出された山田橋の照明を復活させたいと声があがったことをきっかけに、今回山田橋の解体に際して、地域の子供たちと住民の方々の協力のもと、手作りの和紙灯篭で山田橋を明るく灯す企画を実施しました。当日は予想を上回る来場者でにぎわい、多くの報道機関が取材下さいました。
昭和4年に完成した山田橋は単なる交通基盤ではなく、88年を経て地域の暮らしの記憶の一部となっています。イベント当日、山田橋の橋上は、ゆらめく灯りを見つめ幼いころの思い出話に花を咲かせる優しい雰囲気に包まれました。
昭和4年竣工の山田橋(人間で言うと米寿88歳です)
山田橋の橋上から眺める山田川の豊かな風景
9月14日に開催された灯篭づくりワークショップ
灯篭シェードとなる蒲生の手漉き和紙「かもがん」に、
カワセミやヤマセミ、山田川のアユ、川エビ、竹林など山田の豊かな風景を描く子供たち
たくさんの絵が完成しました
9月22日に開催された山田橋での灯篭点灯イベント
地域内外からのたくさんの来場者で橋の上は大にぎわい
日が暮れると、灯篭の灯りが優しくゆらめきました
橋上は、まるで縁日の参道のようなにぎわい
色とりどりの和紙灯篭が山田橋を彩りました
この企画の模様は、多くの報道機関が取り上げて下さり、メディアの注目度の高さがうかがえました。企画・運営に携わった学生は、貴重な学びの機会となりました。
<報道一覧>
- 山田橋灯篭点灯式(2017.9.22開催),南日本新聞,平成29年9月24日付け記事掲載
- 山田橋灯篭点灯式(2017.9.22開催),MBC南日本放送ニュース,平成29年9月23日放送
- 山田橋灯篭づくりワークショップ(2017.9.14開催),南日本新聞,平成29年9月19日付け記事掲載
- 山田橋灯篭づくりワークショップ(2017.9.14開催),朝日新聞,平成29年9月15日付け記事掲載
- 山田橋灯篭づくりワークショップ(2017.9.14開催),MBC南日本放送番組,ニューズナウ,平成29年9月14日放送(4分間の特集として)
- 山田橋お別れイベント,読売新聞,平成29年9月21日付け記事掲載
- MBCラジオ番組,RadioBurn,平成29年9月23日放送
- FMあいらびゅー番組,Nightライダー,平成29年9月14日放送
(灯篭イベントの様子の動画)