【知事から学生の皆さんへ】
まん延防止等重点措置が延長されました!

2022-02-21

2月18日に,政府において,本県に対するまん延防止等重点措置の適用を3月6日まで延長することが決定されました。
同措置の延長に当たり,引き続き,県内全域を措置区域とし,感染拡大防止のための対策を実施します。
また,「爆発的感染拡大警報」についても,県内全域を対象に継続します。

本県の感染状況については,2月1日には新規感染者数が744人と初めて700人を超え過去最多を更新し,それ以降も高止まりの状況にあるほか,病床使用率も2月16日時点で56.9%と高くなっています。
1月当初に多く見られた「飲食を伴う場面での感染」は,飲食店の営業時間短縮要請の効果もあり減少している一方,「家族・親族」,「学校・児童施設」などでの感染は拡大傾向にあります。
お一人お一人の基本的な感染防止対策の徹底はもちろん,家庭や学校などそれぞれの場所・場面に感染を持ち込まない,広めないための対策をより徹底していくことが必要です。

オミクロン株については,若者を中心に,軽症,無症状の方も多く,日常生活の中で,知らないうちに自身が感染している,あるいは周囲の方に感染させているケースも多く見られます。
また,これまでの変異株に比べて,感染性・伝播性の強さが懸念されており,ワクチンを2回接種した方でも感染する,いわゆるブレークスルー感染も多く見られています。
ワクチンを2回接種された方も油断することなく,これまで同様,マスクの着用,こまめな手洗い,手指消毒,定期的な換気などの基本的な感染防止対策を徹底していただくとともに,外出の際には,混雑した場所や感染リスクの高い場所を避けていただきますようお願いします。
また,会食に際しては,同一グループの同一テーブルでの飲食は,4人以下となるようにお願いします。

なお,オミクロン株は,感染から発症までの日数が2,3日と短いとのことであり,早めの感染の発見,確認が必要です。発熱や倦怠感など少しでも体調の異変を感じた場合には,外出を控えていただくとともに,早めにかかりつけ医等の地域の医療機関に相談いただくか,相談する医療機関に迷う場合には,お近くの「受診・相談センター(保健所)」に相談していただくようお願いします。

学生の皆さんには,大変厳しい状況の中で,様々な制約を課すことになり,大変心苦しい限りですが,本県における感染拡大を一刻も早く食い止めるためにも今が正念場です。皆さんの命を守るために,引き続き,強い警戒感を持って,感染防止対策にご協力いただきますようお願いします。