本学教授が早稲田大学のオンライン講義を担当

2022-09-05

本学環境エネルギー工学科の村尾 智教授が、早稲田大学の依頼を受けて、オンラインの講義を実施しました。

早稲田大学は2022年度春学期に「世界地誌学」という科目を開いています。その狙いは、学生に世界の動向を学ばせるとともに、自分は何ができるのかという考察をさせる事です。したがって、教科書に沿った機械的な話ではなく、今の地球環境や社会の現状を通じて、この先の生き方を考えさせる展開が求められています。

そこで、村尾教授は、ASGM(発展途上国に多い金の非合法な採掘)を中心に据え、採掘から、製錬、運搬、売買、製品化に至るサプライチェーンにおいて、どのような問題があり、どのような解決案が出されているか、どのような実践があるかについて、解説を行いました。

講義の最後には、一人一人が取り組める例としてエシカルジュエリーを取り上げ、わが国の草分けであるEARTHRISE社の様子を動画で紹介しました。

動画公開は制作会社及び小幡星子社長の承認を得て行いました。

当日は約160名の参加がありましたが、質問が多数寄せられ、学生たちの意識の高さが窺われました。環境エネルギー工学科は、これを機に、早稲田大学の環境系研究室と交流を深めてまいります。

(環境エネルギー工学科)