本学教員が中国上海社会科学院で開催された国際学会において
基調講演と研究報告を行いました
2025-08-06
本学の西嶋啓一郎教授と馬麗娜助教が、8月4日に中国上海社会科学院で開催された国際学会において、それぞれ基調講演及び研究報告を行いました。
本国際会議のメインテーマは「超少子高齢化時代における日本の観光産業の発展戦略」でしたが、午前中に開催された基調講演会では、西嶋教授が鹿児島で取組む「伝統的建造物群保存地区における景観まちづくりに関する研究」の中で、特に入来麓で取り組む景観まちづくりのフィールドワークによる研究を中心に、ポストコロナ時代の観光振興による地方における持続可能なまちづくり政策についての講演が行われました。そして午後からの分科会では、「地域産業の振興と発展のレジリエンス-超少子高齢化時代における地域経済活力の喚起」を主題とした第二会場において、馬助教が「港湾競争力に対するデジタル化転換の影響に関する実証研究」という研究報告を行いました。
上海社会科学院は1958年に設立され中国で最も古い人文社会科学のシンクタンクですが、上海の研究機関は北京の中国社会科学院に次いで、中国で2番目に大きい人文社会科学のシンクタンクです。




(共通教育センター)