第一工科大学卒業生初のエアライン機長誕生!
2026-11-05
株式会社ソラシドエアにて運航乗務員を務める本学卒業生の長野賢汰さん(航空操縦学専攻1期生)が、機長昇格審査に合格し晴れて機長として発令されました。
本学卒業生からエアライン機長が誕生するのはこれが初めてであり、大変喜ばしいことです。
今回、株式会社ソラシドエア様より全面的にご協力いただき、ご本人からのメッセージと素敵なお写真を頂戴しましたのでご紹介いたします。
“SNJ85, Kagoshima Approach. Recleared direct ZAIHO. Cleared for ILS Z RW34 approach.”
左手には雄大な桜島と錦江湾。
目の前には学生時代の4年間を過ごした国分の街が広がり、その奥には、かつて訓練に励んだ鹿児島空港が見える。
私は今、この懐かしい景色を前に、多くのお客様を乗せた旅客機の機長として、コックピットの左席に座っている。
「長野さんとこの景色を見ながら、鹿児島にアプローチするなんて、感慨深いですね」
大学の後輩であり、この日のフライトをともにする副操縦士の星野さんがつぶやいた。
同じ環境で苦楽を共にした後輩と今度はプロのパイロットとして、ともに思い出の地へ降りていく。
私にとっても、感慨深いひとときだった。
初めまして。
第一工科大学パイロットコース1期生の長野賢汰です。
冒頭でご紹介したのは、先日、大学の後輩と乗務した際の一場面です。
私はパイロットコースの1期生として入学し、2018年に卒業後、ソラシドエアに入社しました。
地上勤務、副操縦士任用訓練を経て、2020年2月に副操縦士に任用され、2026年4月に機長に昇格しました。
エアラインパイロットを目指してから今日までの道のりは、決して平坦ではありませんでした。
それでも、日々の乗務に大きなやりがいを感じています。
刻一刻と変化する気象状況や混雑する空域の中、公共交通機関として、安全を最優先に、お客様を時間通りに目的地へお届けすることは容易ではありません。
運航の最終責任者である機長として、一つひとつの判断の難しさと責任の重さを日々実感しています。
そのような中でも、地上の運航を支えるスタッフやクルーと力を合わせ、お客様に安心して快適にご利用いただけるフライトを実現できたときの達成感は格別です。
同じ目標に向かって日々訓練に励む皆さん、そして、これからパイロットを目指す皆さん。
夢に向かう道のりでは、壁にぶつかることもあると思います。
そんなときこそ、空への憧れや飛ぶことへの思いを大切に、一歩ずつ歩んでいってください。
いつか皆さんと空の上でお会いできる日を、そして、ともに乗務できる日を心から楽しみにしています。
※「SNJ85」は、航空機と管制官が無線で交信する際に使用する呼び出し符号(コールサイン)です。
いわば「無線上の名前」で、ここではソラシドエア85便を指します。

この嬉しい知らせが、日々訓練に励む後輩達のモチベーションアップに繋がればと思います。
また、1人でも多くの方がエアラインパイロットの道へと踏み出すきっかけになれば幸いです。
株式会社ソラシドエアの皆様のご協力に感謝申し上げます。
そして長野さん、この度は誠におめでとうございます。
引き続き航空工学科 航空操縦学専攻教員一同、夢の実現を全力でサポートしていきます。
(航空工学科)