加治木養護学校でボウリングランチャーの製作ワークショップを開催しました(情報電子システム工学科)
2018-06-29
加治木養護学校でボウリングランチャーの製作ワークショップを開催しました(情報電子システム工学科)
2018-06-29
加治木養護学校でボウリングランチャーの製作ワークショップを開催しました
情報電子システム工学科・社会連携センター
去る5/12(土)、情報電子システム工学科の中茂睦裕准教授が、鹿児島県立加治木養護学校で身体的なハンディキャップを持つ生徒のための教具・遊具を製作するワークショップを実施しました。これは隔月で開催されている鹿児島AT研究会(Kago-AT)の学習会の一環で、県下の特別支援学校で勤務する教諭を中心に、30名を超す参加者がありました。
ワークショップで製作したのはボウリングを模したゲームをするためのもので、Arduinoというマイコンボードを使用しました。スイッチを押すとモータが作動してボールを固定している輪ゴムが外れ、スロープを転がっていったボールがピンを倒します。ボールを転がす通常の動作が困難なプレーヤーも、他者の援助を受けずに少しの力でボールをコントロールできます。
情報電子システム工学科4年の橋口さん、航空工学科2年の東條さんが製作のサポートをおこない、全ての参加者が製作したボウリングランチャーを無事に動作させることができました。また、製作した遊具はそれぞれの養護学校の運動会で使用されて好評でした。