萩原 和孝
萩原 和孝 Kazutaka Hagihara
- 准教授
- 鹿児島大学大学院 教育学研究科(社会科教育専修)修了
鹿児島大学大学院 人文社会科学研究科(博士後期課程)単位取得後退学、後に学位取得 博士(学術)
受験生へのメッセージ
モノづくりに携わる仕事を目指しつつ、教員免許状を取得してみませんか?
教師という仕事はこれまで積み重ねられてきた人類の叡智を次の世代に渡し、未来をつくるクリエイティブな仕事です。皆さんも本学で教員免許状(高等学校「工業」、中学校「技術」)を取得して、これまで学んできた知識や部活動などの経験、本学で身につける様々な専門的知識・技能を次の世代につなげる重要な役割・担い手になってみませんか?
教員採用試験合格に向けても、全力でサポートしますので、ぜひ本学で学友たちと切磋琢磨しながら学び合いましょう。
教育研究活動 (現在)
現在の研究テーマ
戦前・戦中の郷土教育実践史、教育活動における郷土偉人(西郷隆盛など)表象
担当講義
教育課程論、教育経営論、教師論 等
教育研究・技術業績 (過去)(保有資格等)
学術論文
- 1.萩原和孝,鹿児島市城山町の西郷隆盛銅像の設立経緯―鹿児島新聞、鹿児島朝日新聞、『三州』の調査を中心に―,『敬天愛人』第42号,2024年9月,pp.105-124
- 2.萩原和孝,<研究ノート>大正期の鹿児島県における欧米の教育思想・教育方法等の紹介―池上弘によるドルトン・プランの紹介活動を中心に―,『第一工科大学教職課程研究紀要』2024年3月号(通巻9号),pp.32-44
- 3.萩原和孝,<研究ノート> 教職員に求められるパワー・ハラスメント防止の意識と対策,『第一工科大学教職課程研究紀要』2023年2月号(通巻7号),2023年2月,pp.34-50
- 4.萩原和孝,1920年代中期の鹿児島県で求められた教師観・教師像―今日求められている教師像との類似性を視野に入れて―,『第一工科大学教職課程研究紀要』2022年11月号(通巻6号),2022年11月,pp.85-97
- 5.萩原和孝,大正期の鹿児島尋常高等小学校における学級経営論と学級自治-特別活動の「自発的・自治的な活動」との類似点・相違点に着目して-,『第一工科大学教職課程研究紀要』2022年11月号(通巻6号),2022年11月,pp.98-113
- 6.萩原和孝・永田正明,高等学校「総合的な探究の時間」における「まとめ・発表」に関する一考察―SSH指定校の取り組みの検討を通して―,第一工科大学教職課程教育研究会『第一工科大学教職課程研究紀要』2022年2月号(通巻5号),2022年2月,pp.2-16
- 7.萩原和孝・倉元賢一,「総合的な学習の時間」と関連した教科等横断的な学びの実際と可能性―サツマイモ・焼酎を題材として―,第一工科大学教職課程教育研究会『第一工科大学教職課程研究紀要』2022年2月号(通巻5号),2022年2月,pp.17-35
- 8.萩原和孝,教員養成における自然災害に関する判決書教材の実践事例,研究代表者:新福悦郎,科学研究費補助金(基盤研究C)研究実績報告書『安全学習の総合的研究−判決書教材によるプログラム化と授業開発−』,2020年3月,pp.98-113(研究協力者として分担執筆)
- 9.萩原和孝,初等教育における郷土教育実践の地域的展開-1880年代から1945年まで-,博士論文,鹿児島大学大学院人文社会科学研究科提出,2009年3月
- 10.萩原和孝,戦前・戦中昭和期の鹿児島県における郷土誌発刊と郷土教育活動,鹿児島大学大学院人文社会科学研究科『地域政策科学研究』第5号,2008年2月,pp.97-112
- 11.萩原和孝,鹿児島県における郷土教育の変遷-明治・大正・昭和初期にかけて-,鹿児島大学大学院人文社会科学研究科『地域政策科学研究』第2号,2005年2月,pp.163-192
- 12.萩原和孝,鹿児島県における総合的学習の原像-落合盛吉の「自然科」・兼子鎮雄の「郷土研究」を例として-,九州教育学会『九州教育学会研究紀要』第30巻,2003年7月,pp.155-162
学会発表
- 1.蜂須賀洋一・新福悦郎・萩原和孝「安全配慮義務高度化に対応した教員養成・教員研修のための教材開発・プログラム開発の研究-過重労働への対応を中心に-」日本教育実践学会 第27回研究大会,2024年10月
- 2.萩原和孝・蜂須賀洋一・新福悦郎「教職員同士のパワー・ハラスメントに関する判決書教材を活用した教員養成プログラムの可能性」日本教育実践学会 第26回研究大会,2023年12月
- 3.蜂須賀洋一・新福悦郎・萩原和孝「学校安全に関する学校・教師の安全配慮義務内容の分析と実践―教員養成・教員研修用判決書教材作成と分析を通して―」日本教育実践学会 第25回研究大会,2022年11月
- 4.新福悦郎・上猶覚・萩原和孝,「安全学習の総合的研究―「いじめ・自然災害」関連の判決書教材開発によるプログラム化と授業開発―(実践例報告:「自然災害」に関する講義)」,日本教育実践学会第21回研究大会,2018年12月
- 5.萩原和孝「鹿児島市城山町の西郷隆盛銅像の設立経緯 『鹿児島新聞』『鹿児島朝日新聞』『三州』の調査を中心に」,第61回鹿大史学会大会,2014年7月
- 6.萩原和孝「戦時期のローカル・メディアによる西郷隆盛顕彰活動 「子ども」の政治的利用を視野に入れて」,第60回鹿大史学,2013年7月
- 7.萩原和孝「戦前・戦中の教育活動における郷土史・郷土偉人の表象―鹿児島・西郷隆盛など―」,鹿児島地域史研究会・隼人文化研究会の合同例会,2010年6月
- 8.萩原和孝「福岡県における昭和初期郷土教育実践」,全国社会科教育学会第54回全国研究大会,2005年10月
- 9.萩原和孝「鹿児島県における児童中心主義的教育の研究-大正期の鹿児島県女子師範学校・附属小学校を中心として-」,九州教育学会第55回大会,2003年11月
- 10.萩原和孝「鹿児島県における総合的学習の原像-落合盛吉の『自然科』・兼子鎮雄の『郷土研究』を例として-」,九州教育学会第54回大会,2002年11月
- 11.萩原和孝「『鹿児島教育』の研究(I)」,全国社会科教育学会第50回全国研究大会,2001年10月
解説・研究報告等
- 「市町村合併と住民生活に関するアンケート調査結果報告書《2005年10月鹿児島市桜島地域対象調査》」,鹿児島大学大学院人文社会科学研究科地域政策科学専攻「市町村合併と住民生活の再編」班,2006年2月
- 「市町村合併と住民意識-旧桜島町住民アンケートの分析を中心に-」,鹿児島大学大学院人文社会科学研究科地域政策科学専攻『プロジェクト研究報告集』第3号,2006年2月
- 「市町村合併と住民意識-あなたにとっての“まち”を考える-」,鹿児島大学大学院人文社会科学研究科地域政策科学専攻『プロジェクト研究報告集』第2号,2005年2月
- 『鹿児島教育』の研究-収集・整理・データベース・分析-,2002年3月,平成13年度鹿児島大学教育研究学内特別経費研究第1年次報告(研究協力者として分担執筆)
著書
- 古閑章・栗原真孝編『新薩摩学14 人口減少社会・鹿児島の教育のゆくえ』,南方新社,2020年3月(分担執筆:第5章 明治・大正期の鹿児島県における「教育の郷土化」)
その他
コラム「『郷土教育運動の研究』から学ばせていただいたことー地域の主体的な姿を総合的・重層的にとらえることー」伊藤純郎監修・武藤正人ほか編『郷土から問う歴史学と社会科教育』清水書院,2023年,p.85。
競争的資金等
*研究分担者
2022年度〜2025年度 科学研究費助成事業 基盤研究(C)(一般)
「安全配慮義務高度化に対応した学校安全の研究ー判決書教材によるプログラム開発」
研究代表者:新福悦郎(石巻専修大学) , 課題研究番号22K02263
社会活動
鹿児島中央・上町地域まちづくりワークショップ(2009〜2016年)
所属学会・団体
日本教育学会、九州教育学会、教育史学会 等
保有資格
小学校教諭専修免許状
連絡先
k-hagihara[a]daiichi-koudai.ac.jp ([a]を@に変えて下さい)