知的情報ネットワーク分野

ねらい

現代社会ではスマートフォンなどのネットワーク機器を通して、人と人との間が「いつでも、どこでも、誰とでも」繋がるようになっています。そしてこれからは、自動車やエアコン、掃除機といった物と人の間、更には物と物の間も繋がるようになっていくと考えられています。そのような社会を構築する上で必要不可欠な「ネットワークスペシャリスト」の育成を狙いとして、通信工学、ネットワーク工学、情報理論などの通信系理論、電波工学やマイクロ波工学などの無線系理論、そしてWebデザインやソフトウェア工学、データベースなどの応用技術を学べるようにしています。

視点

スマートフォンなどの通信機器とインターネット上のサーバーとの連携によって、現代社会の様々な課題を解決できるネットワークスペシャリストを養成する視点で教育します。

実習

1年次はコンピュータリテラシーでコンピュータのスキルを身につけ、2年次にWebデザイン、マルチメディア工学、3年次にJavaといった授業でネットワーク上で動作するソフトウェアの知識を身につけます。更に4年次に卒業研究で実際にネットワークを用いた実践的なシステムの構築を体験します。

職業・職種

情報処理システム開発企業において、ネットワークを用いた様々なシステムを開発するシステムエンジニア、プログラマ、Webデザイナなどの、ネットワークスペシャリストを目指す人に適します。

資格試験

基本情報技術者、応用情報技術者、ネットワークスペシャリストなどの情報処理技術者試験を始めとして、Webデザイナ検定、マルチメディア検定、Java検定などの試験に最適です。