本田 泰寛

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本田 泰寛 Yasuhiro Honda

教授
熊本大学大学院自然科学研究科 博士後期課程修了 博士(工学)
受験生へのメッセージ

自然環境、そして土木という言葉の持つ意味は思いのほか広く、卒業後に活躍できる場所もさまざまです。是非、色々な分野の人に来ていただいて、本学でじっくりと自分の可能性を広げていって欲しいと思います。私達はできる限りの協力をします。

教育研究活動 (現在)
専門分野

土木史、土木遺産

現在の研究テーマ
  • フランス橋梁史に関する研究
  • 日本及び欧米の歴史的な木造アーチ橋の特質に関する研究
  • 旧薩摩藩領内に建設された石造水路橋に関する研究 など
担当講義

土木計画学、都市計画

教育研究・技術業績 (過去)(保有資格等)
主な研究業績
  1. Yasuhiro HONDA and Ichiro KOBAYASHI:Comparative study on the arch structure of the Kintaikyo Bridge and occidental timber arch bridges, Proceedings of the 5th International Congress on Construction History vol.2, pp.321-328, 2015, Chicago
  2. Yasuhiro Honda, Keiko Nagamura, Ichiro Kobayashi : Construction process of the Tsujunkyo Aqueduct Bridge[1854] -A Case study of Japanese Bridge Construction in the Edo Period-, Nuts & Bolts of Construction History vol. 3, pp.541-547, 2012.7, Paris
  3. 本田泰寛、 小林一郎、 星野裕司:ルイ・アレル・ドゥ・ラ・ノエによるコート・デュ・ノール県の鉄道高架橋設計に関する研究、土木史研究論文集 vol.29, pp.25-835, 2010.6
  4. 本田泰寛、 小林一郎、 星野裕司:橋梁史研究の一手法としての古構造学の創設、土木史研究 論文集 vol.26, pp.1-8, 2007.6
  5. 本田泰寛、小林一郎、ミシェル・コット:シャテルロー橋の建設に見る鉄筋コンクリート橋技術、土木史研究 論文集 vol.24, pp.1 -8, 2005.5
  6. 本田泰寛, 小林一郎, ミシェル・コット:リソルジメント橋の設計を通して見たエヌビック社の技術移転の事例、土木史研究 論文集 vol.23, pp.83-93, 2004.6
  7. 本田泰寛, 石井清喜, 小林一郎:町在・関連資料に見る通潤橋架橋による関係町村への政治・経済的背景と効果について、土木史研究 論文集 vol.20, pp.97-104, 2000.5

ほか共著6編

講演

第34回土木計画学発表会招待講演(演題:エヌビック社の橋梁設計を事例とした橋梁史の分析手法に関する一考察)、2006年12月、香川県高松市

競争的資金等
  1. 平成29年度(公財)鹿児島県建設技術センター,地域づくり助成事業(研究テーマ:鹿児島県内に現存する土木遺産の地域づくりへの活用に向けた調査・研究)
  2. 平成27年度(公財)鹿児島県建設技術センター,地域づくり助成事業(研究テーマ:鹿児島県および周辺地域に建設された石造水路橋に関する調査・研究)
  3. 平成26年度(公財)鹿児島県建設技術センター,地域づくり助成事業(研究テーマ:鹿児島県および周辺地域に建設された石造水路橋に関する調査・研究)
  4. フランス政府給費留学生(2009-2010)
学協会活動
  • 土木学会土木史研究委員会幹事(平成29年~)
  • 土木学会土木史研究委員会 東日本大震災特別小委員会(平成28年~)
  • 土木学会土木史研究委員会発表小委員会委員(平成26年~)
  • 土木学会 西部支部発表会運営委員/平成24年~平成25年
社会活動
  • 文化庁近代遺跡(交通・運輸・通信業)詳細調査調査員(平成28年11月~平成29年3月)
  • 熊本地震被災建造物復旧支援事業(文化財ドクター派遣)歴史的土木構造物の被害状況調査(平成28年度)
所属学会・団体

土木学会、ICOHTEC

解説・研究報告等
  1. 見て歩き土木遺産 「平熊の石洗越 -使われながら活きる土木遺産-」,土木技術Vol.32 No.8,pp.80-84,2017.8
  2. 「歴史的土木構造物の被害状況」,熊本地震被災建造物復旧支援事業(文化財ドクター派遣)報告書,pp.36-39,被災建造物復旧支援委員会、2017.3.31
  3. 見どころ土木遺産 「姫井橋 ~熊本の近代化を物語るRC橋~」,土木学会誌vol.92 no.2 pp.58-59, 2007.2
  4. 見どころ土木遺産 「箱根地区国道1号線施設群 ~箱根山麓に設置された3つのゲート~」,土木学会誌vol.91 no.8 pp.62-63, 2006.8
著書
  1. 土木コレクション小委員会編:『土木コレクションHANDS AND EYES 図録』(第三五ヶ瀬川橋梁の項担当)、土木学会、2014
  2. 岩国市編:『究極の名橋 錦帯橋』(分担執筆:欧米の木橋史)、岩国市、2013
受賞

平成17年度土木学会論文奨励賞
題目:エヌビック社による鉄筋コンクリート橋建設に関する歴史的研究(総合題目)

連絡先

y-honda[a]daiichi-koudai.ac.jp ([a]を@に変えて下さい)