【学生レポート】航空エンジニアコース電動ラジコン飛行機奮戦記 動画付き(航空工学科)
2017-12-27
【学生レポート】航空エンジニアコース電動ラジコン飛行機奮戦記 動画付き(航空工学科)
2017-12-27
【学生レポート】航空エンジニアコース電動ラジコン飛行機奮戦記 動画付き
航空エンジニアコースの学生が、電動ラジコン飛行機の設計・製作についてレポートを作成しましたのでぜひご一読ください。
電動ラジコン飛行機 奮戦記
航空工学科航空エンジニアコース4年 家木 涼
三好 聖南
わたしたち航空工学科航空エンジニアコースの脇研究室では、「電動ラジコン飛行機の設計・製作」に取り組んでいます。
これまでに3つの飛行機を設計・製作しました。機種名は1)iMP-01、2)iMP-02、3)iMP-03です。
変な名前ですが、’i’と’M’はわたしたち二人のイニシャルで、最後の’P’は飛行機という意味での’P’です。
3つの機種の特徴を紹介します。
1) iMP-01:「ホームベース」というニックネームです。平面形(上から見た形)が野球のホームベースに似た五角形の飛行機を作ろうと挑戦しました。
材料は、重量が軽いポリスチレンの板(幅:450 mm、厚さ:5 mm)です。カッターで切れば、容易に五角形になります。飛行試験を行いましたが、上手く飛ばすことができませんでした。対策として、後ろに水平尾翼と垂直尾翼を追加して、なんとか飛ばすことができました。
2) iMP-02:iMP-01で苦労しましたので、基本である通常の飛行機の形態(主翼、水平尾翼、垂直尾翼および胴体)を採用しました。この機体の翼幅は約1 mです。かなり大きくなりました。
2) iMP-03:iMP-02の成功?に気を良くして、小さめの飛行機を設計・製作しました。翼幅は、約0.4 mです。この飛行機には、降着装置(前輪:2個と後輪:1個)を装備しました。
したがって、地上(床上)から離陸ができます。このiMP-03機体のサイズはiMP-02と比較すると小さいので、電動モータもプロペラも小さいものを使っています。
これらの機体も、操縦技術を磨いてさらに広い場所での飛行実験を行えば、飛行時間も格段に長くなると考えています。また、4号機の製作も始まるところです。
これからもさらに良い飛行機を製作できるよう、がんばりたいと思います。