新春国際親善ナンコ大会

2017-02-07

2月4日(土)、霧島温泉日当山温泉郷 清姫温泉で実施された「2017新春国際親善ナンコ大会」に本学から留学生2名が参加しました。

「ナンコ」とは,薩摩藩政時代から伝わる酒席での遊びの名称です。一対一の競技で,なんこ珠という棒をお互い3本ずつ持って対戦します。なんこ珠を持った両手を後ろに回して,その中の何本かを片手に隠します。そして,気合いもろとも右手を突き出し,互いに手を開いて持っている本数を見せ合い、当てた者が勝ちとなります。

本数の呼び方に独特の用語があります。

●ゼロ=なし、フウ、お手パラ、オイヤラン
●一ツ=一丁、一人者、天皇陛下、一本、ウゼケンに一人
●二ツ=下駄ン歯、夜明け、オンジョボ(夫婦)、じゃんぼ
●三ツ=三本、下駄ン目、犬のシビン(小便する時3本足になる)、鍋こしい
●四ツ=菜の花、四本、シンメ、蚊張ン釣手、ニワ鳥が二匹
●五ツ=五本、五人め、五人め餅、片手、ごんじう
●六ツ=六本、すっぱい、うぜげん、いっぺ、けねじゃ(家内中)、アイタケ

など、色々まだその地方によって違いがあるそうです。

当日は、皆さんで美味しい食事をいただいた後、いざ大会が始まると留学生達は、当初は真剣な表情で対戦?していましたが、次第にうち解けて大きな笑いやため息、ガッツポーズをとる者など、大変な盛り上がりでした。4名による予選リーグの後、6名が決勝トーナメントに進み、何と本学3年のカク シンヒン君が決勝進出(お茶で勝負!)し、優勝こそはできませんでしたが、見事「国際親善賞」を受賞しました。

 

ワン君の予選リーグ真剣です!

決勝トーナメントに進出したカク君

皆さんが見守る中の対戦です!

国際親善賞を受賞しました!

(国際交流センター)