第3回留学生文化研修会

2016-12-05

12月3日(土)、大隅地区及び桜島地区において留学生文化研修会を実施しました。

大隅地区においては、「鹿屋航空基地資料館」を研修しました。

この「鹿屋基地史料館」は、旧海軍航空の興亡の軌跡及び戦後の海上自衛隊の歩みとその中で活躍する隊員の姿を伝えることにより、国を守ることの意味を理解してもらうために開設されています。留学生達も国籍こそ違いますが、海軍を含めた鹿屋の歴史や資料等を見聞して、祖国を愛する心、父母兄弟を想う心、そして祖国の平和と繁栄を願う心の大切さを理解することができたと思います。

鹿屋から移動して次に桜島を研修しました。標高1,117m、鹿児島のシンボル桜島。最初に訪れた「桜島ビジターセンター」では桜島の歴史、植物の遷移、地域の観光情報や防災活動など9つのコーナーからなり、ハイビジョンシアターやジオラマ・パソコン等、大迫力の映像と音響で噴火を体感できました。次に訪れた「湯之平展望所」。ここは、標高373m、北岳の4合目に位置し、桜島において一般の人が入ることの出来る最高地点であり、ここからは、360°どこを見ても絶景。目の前に迫った北岳の荒々しい山肌は圧巻でした。最後に「黒神埋没鳥居」。1914年(大正3年)の大爆発により、完全な島だった桜島と大隅半島が陸続きになった際、埋もれてしまった鳥居に留学生達もびっくりしていました。

今回の研修を通じて、留学生達は、過去の歴史を学び国を守ることの意味を理解するとともに、生きた桜島を体感することができ大変有意義な研修になったと思います。

鹿屋航空基地資料館にて

桜島ビジターセンター内で

雄大な桜島を間近に圧巻!

埋没鳥居にびっくり!

(国際交流センター)