航空工学実験-数値計算実施(航空工学科 航空工学専攻)
2019-08-02
航空工学実験-数値計算実施(航空工学科 航空工学専攻)
2019-08-02
航空工学実験-数値計算実施
航空工学科 航空工学専攻
航空工学部 航空工学科 航空工学専攻でどんなことを行っているかのご紹介、今回は航空工学実験-数値計算の様子です。
航空工学専攻では、3年生の時に、いろいろなテーマの航空工学実験を実施しますが、7/26(金)は、台形公式を使った積分の数値計算実験を行いました。
まずは、各自、数値計算する積分の式を決めます。
難しいチャレンジングな式もありますね。学生に混じって私も設定しましたよ。
まずは関数電卓で計算。刻み幅を20個として、電卓のCalculation機能を活用しながら効率的に。
20個のデータでも、全員、式から計算する厳密解と数値計算結果がほぼ一致しました。
次にエクセルを使って刻み幅を増やして計算しました。刻み幅、100、1000に挑戦。
学生どうしで、わからないところは協力して教え合います。
刻み幅100、1000、全員完成。刻み幅が小さくなるほど、誤差は0%に近づきました。
途中、なかなか厳密解と合わなくて苦労した学生もいましたが、どんな難しい式でもエクセルを使った、この数値計算法を使用すれば非常に簡単に積分値が出せることを実感できた実験でした。
さて、これから学生はレポート作成にとりかかります。厳密解と数値積分結果の誤差の考察など、もうひとふんばりですね!
(記:航空工学科 工学専攻 山本淳二)