「リハ工学カンファレンス」で研究発表を行いました(機械システム工学科)

2018-10-12

「リハ工学カンファレンス」で研究発表を行いました(機械システム工学科)

2018-10-12

リハビリテーション工学学会「リハ工学カンファレンス」で研究発表を行いました

機械システム工学科

 

 神奈川県厚木市で2018年8月29〜31日に開催された,社団法人日本リハビリテーション工学協会主催の「第33回リハ工学カンファレンス in あつぎ」に,機械システム工学科の仮屋教授と大惠准教授が参加し,大勢の聴衆の前で口頭発表を行いました。
 仮屋教授は様々な原因(主に神経系の障害)で片耳が聞こえない患者のための,音の方向を振動で伝える「全く新しい」補聴システムについての発表を行い,多くの福祉に関わる人達から「是非実現して下さい」というご意見を頂きました.
大惠准教授は喉頭ガンで喉頭を摘出することで音声を失った患者が,再び声を取り戻す方法の一つである「食道発声法」を効率よく修得するための,生体信号を応用した訓練デバイスについての発表を行いました。
 これらの「現場からのご意見」を大切に,これからも研究を進めていきたいと考えています。

 本カンファレンスは「リハビリテーション工学」という研究分野では,最もユーザと研究・開発者との距離が近いものであり,使用者の「生の声」を直接聞くことができる学会でもあります.来年は高知県で開催されますので,興味のある方は大惠准教授(k-ooe(アットマーク)daiichi-koudai.ac.jp)までお問い合わせ下さい。

 

仮屋教授「振動により音源方向を呈示する耳かけ型補聴システム」

大惠准教授「筋電位信号を用いた食道発声法訓練デバイスの提案」

 

 

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