出水工業高校で「Wi-Fiの応用とセキュリティ」出前授業を実施しました(情報電子システム工学科)

2018-03-22

出水工業高校で「Wi-Fiの応用とセキュリティ」出前授業を実施しました(情報電子システム工学科)

2018-03-22

出水工業高校で「Wi-Fiの応用とセキュリティ」出前授業を実施しました

情報電子システム工学科・社会連携センター
 

 3月19日(月)、情報電子システム工学科の中茂睦裕准教授が、鹿児島県立出水工業高等学校で機械電気科電気コースの2年生27名を対象に「Wi-Fiの応用とセキュリティ」と題して出前授業を実施しました。

 現在、広く利用されている『Wi-Fi』について、そのさまざまな可能性、危険性について講義がありました。技術を応用したデモンストレーションもあり、アサガオを植えた鉢の水分が少なくなるとWi-Fiを介して手元のスマートフォンに花のキャラクターが「喉が渇いたよ」と画面に出てきて水やりのタイミングをお知らせするもので、水やりをするとチャイムが鳴って画面上の花のキャラクターが笑顔に変わり、実演を見ていた高校生から歓声が上がりました。スマートフォンで公衆Wi-Fiを利用する際のセキュリティ面での危険性・注意事項も伝え、受講した高校生は、関心を持って聞いていました。

 2限目以降は、「出水市を元気にしよう」をテーマにして、ワークショップ形式でゲームも取り入れながらサービスのアイディアを作り進めました。グループごとに高校生は豊かな創造力を発揮して、いろいろなアイディアを出していました。4限目には各グループが考えをまとめた発表があり、それぞれ「ロボットブリ-Fi」、「VR鶴で観光案内」、「肥薩おれんじ鉄道プラネタリウムの旅」、「出水みかんの香りの紙オムツ」、「温泉にサーモカメラで体調管理」でした。参加した高校生は熱心に発言し取り組んでくれました。いずれも、出水市の特産や観光資源を生かした地域の活性化につながる提案となりました。