教職ゼミ講演会(共通教育センター)
2016-11-22
教職ゼミ講演会(共通教育センター)
2016-11-22
教職ゼミ講演会
共通教育センター
教職を目指す学生への助言・援助と激励を兼ねた講演会を11月17日(木)に開催しました。
本学の前身である九州学院大を卒業し,38年目,現在霧島市立牧園中学校の校長先生をされている角嘉昭先生(校長4校11年経験)を講師にお迎えして「ものづくりを通して,生活を豊かにする工夫・創造」をテーマに含蓄のある感銘深いお話を聞くことができました。
講演の内容は、今では滅多に見ることのない昭和の手作り作品の紹介に始まり,先生が持っているものづくりの技能を発揮して手作りした教卓や図書館のテーブル,緑陰読書用ベンチ・テーブルなど。また,校内に「ししおどし」「ジオラマ」「大型水槽」「書架」など生徒が興味を持つようなものを作っていること,さらには家庭におけるリビングテーブルと椅子,箱火鉢,自動散水器,小屋づくりなどなど「匠の技」を発揮したものづくりの紹介がありました。
教職実践演習の受講者は次のような感想を述べています。
○ 角先生は本当にものづくりが好きだと言うことが伝わってきました。教師は自分 の担当する教科を好きであることが大切であると思いました。私ももっと数学を好きになって数学の知識を深め技能を高めていきたい。
○ 角先生のような「ものづくりを通した人づくり」といった教師としてのテーマや 確固たる生き方を持つことが大切であると感じました。
角先生の話を熱心に聞く学生達