教職ゼミ講演会(共通教育センター)
2016-12-02
教職ゼミ講演会(共通教育センター)
2016-12-02
教職ゼミ講演会
共通教育センター
教職を目指す学生への助言・援助と激励を兼ねた講演会を11月24日(木)に開催しました。
本学卒業生で現職の教師である鹿児島県立隼人工業高等学校教諭 栗田大輔 先生を講師にお迎えして、『「工業科教育法」の実践と教職への道』というテーマで講演が行われました。
講演では、まず「工業科指導法の実践」、特にインテリア科において、授業を行うときの留意点や工夫している点、並びに実習や課題研究への取組等についての話がありました。
その中で、特別支援学校の加治木養護学校との連携については、肢体の不自由な子供たちの歩行器製作依頼を受けて、高校生たちがアイデアを持ち寄って不自由な子供たちのために一生懸命に製作する様子等について熱く語られました。社会のために役に立つ「ものづくり」を通して、福祉分野を学ぶきっかけになればと話される先生の話は教師としての理念や誇りが感じ取られてとても感慨深いものでした。
また、今年度実施された鹿児島県教員採用試験工業(インテリア)の現状を踏まえて、今後の採用試験の方向性と受験勉強の仕方や取組方等についても話がありました。参加した学生達は情熱あふれる栗田先生の語り口に引き込まれるように、熱心に先輩の話に聞き入っていました。
情熱あふれる栗田先生の講演風景