航空工学実験 巨大折紙飛行機(その2)
2020-06-29
巨大折紙飛行機(ギネス記録3m18㎝以上)にチャレンジしたので その様子をご紹介します。
折紙飛行機は、スペースグライド(スペースシャトル型)です。
(1)巨大折紙飛行機の製作
昨年のKTSの日で作成した全長2m90cmの折紙飛行機の実績を踏まえて全長3m20cm以上の折紙飛行機となるように台紙サイズを設定。しかし、主翼の強度が落ちないように折目を緩く折り、主翼が立体的になる様にしたため予想以上に全長が短くなり、3m9cmとなってしまいました。全長3m18cmに、9cm足らず。残念!
全長は、予定より短くなってしまいましたが、みんなで協力して作る楽しさ、難しさを体験してくれたものと思います。
(2)フライトテスト
当日は、雨天で湿度が高く紙が水分を吸収してしまい、時間が経過するごとに紙の強度がなくなっていきました。学生が、4限目別授業で巨大折紙飛行機完成後、フライトテストするまでに90分放置していたのもよくなかったと思われます。紙の状態から飛行させるのは、難しいことはわかっていましたが、それでもフライトテストを実施。結果は、「フライトとはならず!」折紙飛行機も大きくなると、難しいですね。
巨大折紙飛行機の製作及びフライトテストの様子を下の動画にまとめています。少し長めですが、是非ご覧ください。
※コロナ対策として、マスク着用、体育館の10台の換気扇フル稼働、
全ドア・オープンとして十分な換気を行い、実験を実施しています。
(航空工学科:野田晋二 教授)