上野教授が南国交通(株)ご協力のもと測定実験を行いました!
2021-12-23
12月17日(金)本学情報電子システム工学科上野仁教授(上野キャンパス)が南国交通株式会社(本社:鹿児島市)のご協力のもと、バス運転手の健康状態を運転手に対して非侵襲で測定するセンサシステムの実験を行いました。
これは2020年度の鹿児島テックプランター(主催:(株)リバネス)で、上野教授が本センサ技術をプレゼンテーションしたところ南国交通株式会社よりバス運転手の健康状態の管理手段としてのご提案があり、実現いたしました。
実験では運転席にセンサシートを敷き、エンジン停止の状態や実際に公道でバスを走行させた状態で運転手の心拍数と呼吸数を測定しました。さらに車体の振動を吸収するマットを用いるなどし、幾つかの条件でデータの測定を行いました。
特別なアプローチが不要で、日常生活の中で運転手の健康状態を把握できるという本センサ技術や鹿児島の企業である南国交通株式会社との取組みは、今後の社会実装に向け期待度も高く、今回の実験の模様は複数のメディアでも取り上げられました。
NHK鹿児島はこちら
毎日新聞はこちら
南日本新聞はこちら
(社会・地域連携センター 末重)