1年生が外国人研修生とオンラインで交流

2023-02-16

2023年2月14日に、環境エネルギー工学科の1年生が、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンから来日したJICA研修員10名と、オンラインで交流、情報交換をしました。

このイベントは、JICA九州が参加を募集する交流会の1つで、JICA研修員たちは「エネルギーの高効率利用と省エネの推進(B)」コースに属しています。本学は今年からエネルギーの教育を取り入れ「エネルギー概論」という講義を開いているため、この交流会に採択されたものです。

当日は、自己紹介の後、1カ月かけて準備したスライドを使って、学生代表7名が日本のエネルギー事情を説明しました。また、JICA研修員側もそれぞれの国の事情を説明しました。

その後、質疑応答があり、「日本では、なぜ、石炭が主要なエネルギー源ではなくなったか」あるいは「再生エネルギーの割合をいかに増やすか」など、活発な討論が交わされました。

最後に、JICAの取り組みについての解説と協力隊の体験談を伺い、終了となりました。参加した学生たちからは次のような感想が寄せられております。

〇外国の方とコミュニケーションを取ることはめったに無いので貴重な経験ができた。

〇相手国がすべてロシア語圏という事で、似たようなものだと思っていたが、実際にはずいぶんと違っていて、興味深かった。

〇日本はエネルギー自給率12%なのに、ウズベキスタンでは120%もあるので、驚いた。

〇途上国を支援対象ではなくパートナーと考えるJICAは素晴らしい。

〇またこのような貴重な時間が欲しい。

環境エネルギー工学科は、今後も世界のエネルギー情報を収集するとともに、関係者との交流に努めてまいります。

(環境エネルギー工学科)