卒業研究発表会(航空工学専攻)
2023-02-20
航空工学専攻において、令和4年度卒業研究発表会を2月16日に行いました。
『航空業界におけるバーチャルエンジニアリングとDX推進』という発表では、製造業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するために、「もの」で行っていた検査や検証を「モデルデータ」で行うバーチャルエンジニアリング(VE)が、いかに重要かという内容の主張がなされました。
『自動運転のための画像認識におけるAI活用』という発表では、「人」と「木」を見分けるといった分類問題を、機械学習やディープラーニングを用いて行う際に、どのような特徴に気を付けてモデルを選択したらよいのか、という話がありました。
かわいいドローンをモチーフに『はばたきドローン』をさまざまな課題を克服しながら、設計、制作、飛行させた一連の成果が発表されました。
オスプレイのように垂直離着陸と翼による両方の飛行が可能な自作『VTOLドローン』を水上離着水もできるように改修し、実際に離着水実験を行った成果が発表されました。
DJI社ドローンRobomasterTTを使用し、専用アプリMind+(ビジュアルプログラム言語)及びPyshonのプログラムによる各種ドローン飛行制御実験、ドローン搭載センサーのデータ分析等の成果報告が発表されました。また、その成果を踏まえ今後の本大学内でのドローン教育へのRobomasterTT 活用についても提案がなされました。
自ら試行錯誤して研究を進めた経験が、今後皆さんの力になることを願います。
(航空工学科)