最新式レーザー測量機器の実証試験を実施

2023-06-27

令和5年6月23日、第一工大工学部環境エネルギー工学科は、広島大学大学院先進理工系科学研究科と共同で、最新式3Dレーザー測量の実証試験を行いました。使用したのは高速デジタルTOF法を採用したTrimble X7という装置です。

試験は村尾智教授の案内のもと、薩摩郡さつま町に残る三番滝製錬所跡地で実施しました。
この場所には永野金山と永野金山の鉱石を処理した設備の遺構が残っており、地元のボランティアによる定期的な清掃によって維持されています。


当日は、まず田中龍児教授が衛星測位技術CLASで基準点を設置し、その後、広島大学のチームがレーザー測定に取りかかりました。

試験の結果、いくつかの技術的課題が浮上しました。当学科は広島大学のチームと協力を続けてそれぞれの課題を解決してまいります。

(環境エネルギー工学科)