延岡工業高校で出前授業を実施しました

2023-12-13

環境エネルギー工学科の本田教授と寺村准教授が、延岡工業高校土木課の湯地龍男先生が担当する課題研究の受講生8名を対象に出前授業を実施しました。

この取り組みは、一般社団法人 九州地域づくり協会による助成を受けたもので、土木科高校生と一緒に伝統的治水技術を実践的に学ぶことを目的としています。

第3回目には、夏休みに実施した現地調査の振り返りとして地形図上に写真やコメントを付したマップを作成しました。

第4回目には、特殊な粘土を使って北川町家田地区の霞堤の模型を作成し、実際に水を流してその機能や特徴を確認しました。

第5回目には、動画で模型実験の振り返りを行った後、家田地区の3次元モデルを使って田んぼや住宅地が浸水する範囲を確認しました。
さらに、生徒さんの自宅付近でも浸水の様子を確認し、標高が高い場所や避難する方向などについてディスカッションを行いました。

参加した生徒さんからは「身近にある土木構造物の役割を知ることができた」「昔の人の土木技術はすごいと思った」「大学で勉強してみたくなった」といった感想をいただきました。

12月6日の模型実験の様子は、読売新聞、夕刊デイリー、宮崎建設新聞、建設情報新聞に取材いただきました。

読売新聞オンライン版はこちら

夕刊デイリーオンライン版はこちら

(社会・地域連携センター)