グリーンインフラ論の授業で雨庭づくりに挑戦しました

2024-02-02

グリーンインフラ論の授業で、誰でもつくれるグリーンインフラ「雨庭」づくりに挑戦しました。
雨庭は屋根に降った雨水を庭に浸透させることで、洪水の流出量を減らす誰でもできる流域治水のためのグリーンインフラで、世界中で取り組まれています。
今回は、屋根の面積の1/5の面積、深さ25㎝の池をつくり、雨を地下に浸透させます。
形は学生が提案したものを組み合わせ、桜島と錦江湾をモチーフにしました。
難航すると思っていた穴掘りも多人数のパワーであっという間でした。
一つ一つの雨庭の効果は小さなものですが、塵も積もれば山となる。
手軽なグリーンインフラ・流域治水の方法として雨庭の取り組みは、今後どんどん広がっていくと思います。

今回の雨庭は屋根の半分の面積から流れ込む雨どいから水が流れ込む形です。

あっという間に池が完成

雨水流入口の土が削れるのを防ぐため石や溶岩を置きます。

2日ほどの連続した雨でもしっかり浸透中

(環境エネルギー工学科)