2024年度留学生との集い(研修会)
2024-10-10
10月5日(土)、2024年度の研修会として『留学生との集い』を開催しました。今年度は、留学生だけでなく日本人学生も一緒に参加できるよう、新たな試みとして実施しました。
当日は天候にも恵まれ、日本人学生1名、留学生8名、下野国際交流センター長、馬麗娜助教、教学課職員2名の計13名が参加しました。
まず向かったのは薩摩川内歴史資料館です。館内には日本古代の展示物が数多くあり、学芸員の方の説明を受けながら興味深く見学しました。わらぶき屋根の住居展示物を見学した際、学芸員の方から「現代の住居には必ずあるものが、この住居にはありません。それは何でしょう?」という質問があり、皆、真剣に考えながら答えを出していました。また、薩摩川内市の歴史について説明を受ける中で「かっぱが有名です」との話がありましたが、留学生にはなじみが薄く、「日本の妖怪です」と説明されると、皆が笑顔を見せたのが印象的でした。
その後、薩摩川内宮里公園で青空の下、昼食をとりました。午後には、エンジェルス時代の大谷翔平選手に兜を贈ったことで世界的に有名になった『甲冑工房丸武』を訪れました。さすがに大谷選手を知らない学生はおらず、工房や展示館を興味深そうに見学しながら、写真を撮り合っていました。「きれいだ」「重たそうだ」「戦国時代の人はこれを身につけて戦っていたのか?」など、各々が感想を述べていました。
今年度は、初めて日本人学生にも参加を募りました。1名の参加ではありましたが、最初は緊張しつつも、甲冑工房では射的を楽しんだり、留学生に鎧や兜について説明したりと、互いに写真を撮り合うなど、交流を深める様子が見られました。
普段の大学生活では味わえない、貴重な時間を共有できた研修会となったのではないかと思います。
1 薩摩川内歴史資料館の様子
2 薩摩川内宮里公園にて昼食
3 甲冑工房丸武さんでの様子
(国際交流センター)