霧島ふるさと祭2024における留学生の活躍

2024-11-21

2024年11月9日(土)~10日(日)に開催された「霧島ふるさと祭2024」では、今年度も霧島市国際交流協会さんのブースにて留学生がお手伝いをしました。
事前に、ラトゥハさん(ベトナム)、カドカサガルさん(ネパール)、カンミンターさん(ミャンマー)の3名がそれぞれ母国を紹介するポスターを作成し、霧島市国際交流協会さんのブース内に2日間展示されました。

9日(土):カドカサガルさん・スナルアジトさんによるネパールの紹介と指遊び
初日には、ネパールのポスターを作成したカドカサガルさん、スナルアジトさんの2名がブースのお手伝いをしました。来場者にネパールの指遊び「フィッシュキャッチ」を紹介し、一緒に遊ぶなどして来場者と交流を深めました。
スナルアジトさんは、「霧島ふるさと祭に参加することで、異なる文化や価値観に触れる貴重な体験ができました。母国の挨拶や遊び、文化、料理について説明する機会を持て、母国の魅力を発信できたことをとても嬉しく思います。この祭を通して自分の自信にもつながり、楽しい時間を過ごすことができました。本当に参加してよかったです。ありがとうございました」と感想を述べていました。

ラトゥハさん(ベトナム)のポスター作成への想い
ベトナム紹介ポスターを作成したラトゥハさんは、「都合がつかずお祭りには参加できませんでしたが、母国ベトナムの魅力を伝えるポスターを心を込めて作成しました。名所や食べ物が分かりやすいように写真やデザインを工夫しました。これからも多くの方にベトナムの魅力を知っていただきたいです。」と語っていました。

10日(日):陳嘉懿さんの中国の文化紹介
翌日、10日(日)には、中国の陳嘉懿さんが昨年に引き続きブースのお手伝いをしてくれました。陳さんは、中国の伝統文化「吉祥結び」と、世界一画数の多い漢字「びゃん」を紹介しました。
陳さんは、「日本語があまり上手に話せない私にも、来場者の皆さんが親切に接してくれたことが印象的でした。吉祥結びの作り方を教える際、小さな子どもたちには少し難しかったようですが、助け合いながら無事に完成できたときは本当に嬉しかったです。完成した吉祥結びをリュックサックに付けたり飾ったりしている姿を見たとき、心から感動しました。この吉祥結びは、幸運を分かち合う象徴と言われており、このイベントを通じて異文化交流の素晴らしさを改めて実感しました。」と話していました。

毎年恒例となった霧島ふるさと祭ですが、今年度は、来場者の方々と触れ合うだけでなく、異業種で活躍される外国人の方々もブース内のお手伝いとして参加されており、留学生にとって多様な交流が実現した貴重な経験となりました。このような貴重な機会を提供してくださった霧島市国際交流協会さんに、心より感謝申し上げます。

カドカサガルさん、スナルアジトさん

カドカサガルさん、カンミンターさん、ラトゥハさんの3名が作成した母国紹介ポスター

陳嘉懿さんと霧島市国際交流協会さんブースのお手伝いをされた方々

(国際交流センター)