建築デザイン学科において
「建築マネジメントによる都市空間の創造」
と題した特別講義が行われました

2025-07-07

7月4日(金)、建築デザイン学科4年生の授業「都市デザイン特論」において、「建築マネジメントによる都市空間の創造」と題した特別講義が行われました。講師は、CCMJ(認定コンストラクション・マネージャー)で、株式会社山下PMCで知財アドバイザーを担当する虎谷彰氏による、建設業界の受発注システムとしてのCM方式(コンストラクション・マネジメント)進展から、ヨーロッパの都市の歴史的な計画事例や我が国における新しい都市創造の事例紹介が行われました。
CM方式とは、CM専業会社などの専門機関を発注者側に入れることで、発注方式の検討、設計者や施工者の選定、スケジュール・コストの管理、品質の保証などの各種マネジメント業務の全部または一部を代行、あるいは補完させる建設プロジェクトの進め方です。日本では、1990年代から徐々にCM方式を活用したプロジェクト事例が表れ始めました。現在は、国土交通省発行の「CM方式活用ガイドライン」での説明に基づく「コンストラクションマネジメント方式(CM方式)」として、様々な建設プロジェクトに導入されています。
今年も建築デザイン学科4年生には、大手建設会社への内定者がおり、虎谷氏の説明を熱心に聞いていました。

(建築デザイン学科)