本学教員が公益財団法人JKAの補助事業を完了しました

2026-05-25

本学の工学部 情報・AI・データサイエンス学科 竹下康文准教授が行っていた2025年度 公益財団法人JKAの機械振興補助事業研究が完了しましたので成果を報告します。
本研究では、柔道の受け身動作を対象として、AIによる動画像解析と筋骨格モデルシミュレーションを用い、頭部外傷発生時の身体への負荷を解析しました。
柔道では、投げ技を受けた際に頭部や頸部へ大きな衝撃が加わることで、脳振盪や重度頭部外傷につながる危険性があります。特に、単純な衝撃だけでなく、頭部と頸部の急激な回転や捻転によって脳内の神経(軸索)が損傷することが問題とされています。
本研究では、12台のカメラを用いた最新の動画像解析3次元モーションキャプチャーにより柔道受け身動作を計測し、筋骨格モデルシミュレーションを用いて「後頭骨環椎関節反力」を解析しました。その結果、頸部周囲筋(特に僧帽筋)の筋力が低下すると、頭頸部へ加わる負荷が増大する可能性が示されました。
本研究成果は、柔道初学者への安全教育やトレーニング指導、防具開発などへの応用が期待されています。

本研究はJKA研究補助事業(競輪)の補助を受けて実施しました(2025M-427)

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(情報・AI・データサイエンス学科)