航空工学科 濵田博教授が黄綬褒章を受章いたしました

2026-07-21

本学航空工学部航空工学科航空エンジニアリング専攻の濵田博教授が、このたび、長年の航空機整備業務への功績が認められ、令和8年度春の叙勲において、「黄綬褒章」(※)を受章いたしました。
※「黄綬褒章」とは、長年にわたり農業、商業、工業などの業務に精励し、優れた技術や実績を挙げて他の模範となる人に授与される日本の栄典(褒章)の一つです。

濵田博先生へのインタビュー

<受賞の喜びと背景>

ーーこのたび、黄綬褒章受章を受けてのお気持ちはいかがですか

大変光栄に思っています。これまで多くの先輩や上司のご指導を受け、また後輩、同僚の支えにより整備士としてやってくることが出来ました。関係の皆さまには大変感謝しております。
健康に仕事へ打ち込むことが出来たのは家族の支えあってのことと家族にも感謝しています。

ーーどのようなことが評価されたとお考えですか

常に知識の向上に努め、自信のない仕事を行わないことで安全運航を支えてきた自負はありますが、航空整備の世界は細かな部品の整備からエンジン整備、重整備などそれぞれの持ち場で多くの整備士が安全で品質の高い機体を提供するための努力を続けています。
私はその皆さんの代表として今回の褒章を受章したと思っています

<航空整備士としての歩み>

ーー航空整備士を目指したきっかけを教えてください

鹿児島空港の展望デッキから出発便に手を振って見送る整備士の姿を見て興味を持ち始めました。

ーー長年の航空機整備の業務で、最も印象に残っていることは何ですか

嬉しかったこと、悲しかったこと、失敗したこと、多くの事が印象に残っており何か一つを選ぶことはできませんが、トラブルの修復に全力を尽くし、無事に出発して離陸していく飛行機の姿を見た時に大きな達成感とやりがいを感じていました。

ーー本学ホームページ「教員紹介」の中で、「航空整備士は空の安全を守る責任の重い仕事」と述べられておりました。濵田先生が航空整備士として最も大切にしていること、心がけてこられるたことは何ですか

航空整備、特に運航整備の仕事は時間に追われるなどプレッシャーを感じる場面が多くありますが、常に安全安心な運航を考え、人にも自分にもうそをつかない誠実な整備を心掛けてきました。

<今後の展望>

ーー今後、航空整備士または教員として目指したい取組があれば教えてください

一つは航空整備士や航空業界の魅力を若い世代に伝え興味を持って貰い業界を目指す若者を増やすこと。
二つ目は空飛ぶ車、AIやDXを活用した整備など変化していく航空の世界で、次世代を担う技術者の育成に取り組んでいきたいと思います。

ーーこれから航空整備士、航空業界を目指す高校生たちへのメッセージ

航空整備士、パイロット、キャビンアテンダントなど、航空業界はやりがいのあるプロフェッショナルな仕事が多くあります。それぞれの夢の実現へ向けて一つ一つ目標を持って前へ進んで行けば、必ず夢は実現すると思います。頑張ってください。

(広報)