FTD(シミュレーター)授業風景

2021-11-25

今回は、アメリカにて自家用操縦士ライセンスを取得後に開始される事業用操縦士過程のFTDの授業風景をご紹介します!
これは、予め設定されたルートを飛行する『Navigation』と呼ばれるもので、ただ単純に飛行するだけではなく、いかに正確に経路上を安全に飛行するかが鍵となってきます。その為、予想風を元にかかる時間を計算したり、搭載燃料や障害物・空域を考慮してどの高度を飛ぶかを決定したりと、様々な準備をした上でフライトに臨みます。
そして、フライト中には上空で計算盤と呼ばれるものを使って実際に吹いている風を求めたり(測風)、こまめに地図と地上とを照らし合わせたりしながら、常に修正を加えつつ飛行しています。
これらは飛行機を操縦しながら行うので、初めは四苦八苦しますが、少しづつ、確実に上達していくことに多くの学生が達成感を覚えます!

地図を使って地形判別中

測風中

訓練は2人1組で交互に

カメラを向けられ緊張気味(^^;

(航空操縦学専攻)