NHKラジオ「旅ラジ!」で「しらす斜面崩壊警報防災システム」紹介(情報電子システム工学科)

2017-01-23

NHKラジオ「旅ラジ!」で「しらす斜面崩壊警報防災システム」紹介(情報電子システム工学科)

2017-01-23

NHKラジオ「旅ラジ!」で「しらす斜面崩壊警報防災システム」紹介

情報電子システム工学科
 
 1月18日(水)12:30~12:55,NHKラジオ番組「旅ラジ!」の公開生放送が第一工科大学で行われました。霧島市職員の霧島市の紹介から始まり,学生たちが警察,消防と一緒に行っている地域防犯,防災活動である「まちづくり舞鶴隊」,「学生消防団」の活動状況,学友会の活動状況の後に,情報電子システム工学科と自然環境工学科との共同研究である「しらす斜面崩壊警報防災システム」の紹介が行われました。 「しらす斜面崩壊警報防災システム」とは,しらす斜面に設置されたセンサーの値を,Wi-Fiを利用し大学のサーバ(コンピュータ)に送信し,サーバ側では送られてきたデータを解析し,斜面の崩壊を予測・通知するシステムです。(昨年3月にNCSP国際学会で発表,Student Paper Award受賞 詳しくはこちら)本システムが実用化されることにより,「いつでも」,「どこでも」,「誰でも」,斜面の状況を知ることができ,また斜面の崩壊前に避難を促すこともできるので,人的被害を最小限に抑えることができます。

 放送では,情報電子システム工学科4年の西村穂高君が紹介しました。紹介後,小山アナウンサーからの「従来品との違いは?」との質問にも「Wi-Fi,太陽電池などを使うことにより,従来より低コストで,また広範囲に設置することができるので,住民の皆さんに安心・安全を提供することができる。実用化に向けて研究を続けたい。」と答えていました。

 情報電子システム工学科では,他分野と共同でシステム開発・ソフトウェア開発を行ったり,またプログラミング教室なども行っています。興味のある方は情報電子システム工学科

山田()までご連絡ください。

 

放送中の様子 「しらす斜面崩壊警報防災システム」の概念図