「ものづくり」の基幹技術である機械工学は、あらゆる産業の根幹をなすものであり、その分野は多岐にわたります。このコースでは、産業機械の設計・製造で活躍できる人材の育成をねらいとします。そのために、機械工学各分野の専門基礎知識・技術を広く学び、これらの基礎知識を応用して機械システムを設計・開発・構築する能力の育成を目指します。
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1.視点
機械を製作するにあたり、その使用目的、機能、構造、材料、製作工程、加工法、外観、経費などを設計システム・生産システムとして総合的に考える必要があるため、このコースはシステムを視点に教育します。
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2.実習
機械加工・NC・レーザー加工実習、材料工学・制御工学・電気実験、機械black、機械要素の設計・製図などを体験します。
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3.職業・職種
産業機械・工作機械などの機械関連メーカー、精密機器、電気機器、電子機器、通信機器関連メーカー、各種プラント関連企業、設計エンジニアリング関連企業などに希望する人に適します。
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4.資格試験
機械設計技術者(2級、3級)、CAD利用技術者(2級)、ボイラー技士、ボイラー・タービン主任技術者、冷凍空調技士(第1種、第2種)、技術士、エネルギー管理士など