出前授業

対象は小学生から高校生まで。お申し込みは下記申し込みフォームからお願いします。
ご希望に合わせた「オーダーメイド出前授業」にも対応します。申込みフォーム「希望講座」より「オーダーメイド出前授業」を選択し、「備考欄」にご希望の内容をご記入ください。

航空工学科

TA-1 エアラインパイロットとはどんな仕事? 島藤 力 教授
フライト前の準備から、飛行機の操縦、管制官とのコミュニケーション、目的地への着陸など、エアラインのパイロットが実際にどのような流れでフライトを行っているかを紹介します。日本国内の比較的短い路線から国際線まで、それぞれパイロットは上空でどんなことを考え、どんな仕事をしてるのか。また、天気が悪くて目的地に降りれなくなってしまったら?上空でシステムトラブルが起きたら?など、実際の経験をもとに様々な話を紹介します。
TA-2 飛行機の飛ぶ原理と旅客機のしくみ 齋藤 敦 教授
“飛行機はなぜ飛べるのか?“、”ジェット・エンジンとはどんなものなのか“等の基礎的なお話から、身近で見られる鹿児島空港に飛来する最新型の旅客機についてその諸々の”しくみ“を航空機整備の側面も含めて紹介します。
TA-3 航空機設計のよもやま話 野田 晋二 教授
私は、飛行機の開発、設計に携わって来ました。私が経験した飛行機開発・設計の経験を面白おかしく紹介します。
TA-4 グライダー製作による飛行力学入門 野田 晋二 教授
簡単なグライダーを作りながら、航空力学を学んでもらいます。最後、飛行試験も実施します。
TA-5 DX(デジタル変革)からQX(量子変革)へ 古川 靖 教授
コロナ禍を契機として、社会経済全体の DX(デジタルトランスフォーメーション) が急速に進展しました。今後、DXに向けた動きがさらに進展していくことが見込まれ ます。これに伴い、データ量・通信量が爆発的に増大し、セキュリティの確保も求め られる中、計算量・秘匿性に優れる量子コンピュータや量子暗号通信などの量子技術 の重要性がさらに増しています。このように、DXのその先には、量子技術による社会 変革、すなわちQX(クオンタムトランスフォーメーション)が重要になると考えられて います。この授業では、DXからQXへの展望と課題を解説します。
TA-6 飛行機、ヘリコプターそしてドローン 山本 淳二 教授
大空を自由にはばたく飛行機、ヘリコプターそしてドローン。それらの飛行原理の違いを簡単に説明しつつ、最近発展の著しいドローンの仕組みをご紹介します。そして思ったより簡単にできるドローンの自作方法や当研究室でのVTOL(垂直離着陸機)自作例などをお伝えします。
TA-7 ヘリコプターの飛行原理と操縦について 西川 文敏 准教授
ヘリコプターはどうして飛ぶのか? 飛行機とはどう違うのか? 垂直離着陸、ホバリングや後進など、ヘリコプターの飛行原理、ヘリコプター特有の飛行特性や現象をパイロットとしての経験から、できるだけ分かりやすくお話しします。

情報電子システム工学科

TE-1 パターン認識と画像処理のしくみ 内村 俊二 教授
コンピュータの誕生以降、人間と同じような認識能力をコンピュータに持たせる努力が続いています。外界の情報をコンピュータが自動的に判断・認識する仕組み「パターン認識」と、人間の視覚にあたる「画像処理」の仕組みについて説明します。また、医学・生理学の研究から分かった人間の視覚情報処理の仕組みとコンピュータによる画像情報処理手法との対比・関連を簡単に紹介します。
TE-2 コンピュータを生み出した先人たちの話 當金 一郎 教授
現在の社会は「高度情報化社会」と呼ばれており、身の回りにはスマホやカーナビ、ゲーム機などのコンピュータを用いた機械があふれていますが、どのような過程を経てこの社会が到来したと思いますか?
もちろんいわゆる「技術の発展」は大事な要素ですが、それだけではこのような変革(「情報革命」)は成し遂げられませんでした。
そこには様々な偶然と人々の思惑があり、更に「自分の生活を改善したい」と望む多くの人がいて、そういう様々な要素があってそれは成し遂げられたのです。
その偶然と必然の物語をお話しします。
TE-3 回転運動の不思議!? 山田 猛矢 教授
身の回りの回転運動(ハンドスピナー、コマ、車輪、フィギュアスケート選手のジャンプなど)の不思議な性質について解説します。まず初めに、回転盤や車輪を使ってその不思議な感覚を体験してもらい、その後、なぜそうなるのかを解説します。解説では、回転運動の力学的な性質を理解するために必要な慣性モーメントや角運動量などについてやさしく説明し、角運動量保存則やジャイロ効果などについて解説します。最後に再び回転盤や車輪を使って学んだことを体感、実感してもらいます。
TE-4 そもそもAIって何!? 山田 猛矢 教授
最近、AIという言葉を様々なところで聞くようになりました。AIアプリやAI家電など、何でもかんでもAIって言葉がくっついています。でも、多くの人は「そもそもAIって何?」と思っているのではないでしょうか。この授業では、AIが何なのかをやさしく説明し、その中核を担う技術である機械学習やディープラーニングについても説明します。またAIプログラミングの概説、AIプログラミングが行っている簡単な計算も行います。
TE-5 身近で小さいコンピュータ、マイコン 岡村 雅一 教授
毎日の生活の中で使われている、小さなコンピュータ「マイコン」について紹介します。マイコンとは何か、マイコンを使った組込システムとは、構成要素、使われている分野、市場の変遷、メーカーズムーブメントについて、分かりやすく説明します。授業の最後では、Arduinoと呼ばれるマイコンボードを使ったプログラミングについて紹介し、実際に動作させます。また、第一工科大学で挑戦しているETロボコンについてもご紹介します。
TE-6 液晶って「何?」から「表示の仕組み」まで 永石 初弘 准教授
スマートフォン・パソコン等の情報電子機器を用いてコミュニケーションを取る、或いは情報を得ることが日常的になっています。情報伝達自体は電気信号によりますが、最終的には人間の知覚により認識されます。その中で、視覚によって得られる情報量は膨大で、様々な視覚表示装置が開発されています。ここでは、最も普及している液晶ディスプレイについて、お話しします。
TE-7 言語とメタ言語およびその研究開発 渋沢 良太 講師
言語は人と人とのコミュニケーションに使用され,人の進化に大きな役割を果たすとともに,人の考え方を規定しています。日本語や英語の他,数学やプログラミング,コンピュータグラフィックス,物の形や触感,アート等も言語として捉えることもできます.本講義ではこれらの言語の性質と比較的最新の事例をみるとともに,未来に求められる言語,すなわちコミュニケーションを支援するソフトウェアを皆さんと一緒に考えます。個人の情報発信,情報交換のインフラが普及した今,文系と理系の枠を越えてこのテーマについて考えてみませんか。

機械システム工学科

TM-1 アイデアを創造すること、保護すること 満丸 浩 教授
「特許」、「実用新案」、「商標」、「意匠」や「著作権」などについて身近な事例を紹介しながら、知的財産権についての概要を学びます。そして、「創造」「保護」「活用」という知的創造サイクルを意識した課題解決や技術開発などが、これからの社会では大切であることを説明します。授業を通して新しいアイデアを創造しようとする学びに向かう力、自分のアイデアを考え抜く力、さらには、チームで有効な解決策を導こうとする力の養成が期待できます。
TM-2 低炭素社会における自動車新技術 仮屋 孝二 教授
近年、地球温暖化や大気汚染といった環境問題に加えてエネルギー問題も深刻化し、産業界は低炭素化が求められています。そのような中、石油に全面的に依存する自動車はエネルギー消費も大きく、省エネルギーの促進・石油代替・環境負荷低減などの目的から、次世代自動車の普及や新技術の開発が期待されているところです。
本講座では、自動車業界の低炭素社会の実現に向けた環境への取り組みと、環境負荷低減に貢献する自動車新技術について解説します。
TM-3 自動車開発の現在と今後の自動車産業の動向予測 大脇 康博 教授
自動車産業は今や世の中になくてはならない基幹産業であり、世界の経済力及び多分野の技術力向上を支える、非常に重要な産業の一つとなっております。
私が自動車関連会社で28年間勤務し培った経験と知識を基に、自動車開発における設計、評価、生産技術の現状を紹介いたします。↓また、自動車産業は100年に一度の大変革期に入ったと言われていますが、関連企業・各国の最近の動向を見ていきながら、将来どのように変化していくのかを、特にパワートレインの観点から皆さんと一緒に考察してみたいと思います。
TM-4 スポーツを支えるトレーナーとスポーツ科学 中井 雄貴 准教授
最近では、サッカーW杯や野球のWBCが開催され盛り上がりました。選手のパフォーマンスを見て大会に至るまでの努力を知って改めてスポーツの素晴らしさを感じたことと思います。 本出前授業では、スポーツ選手ではなく選手を支えるトレーナーとその役割について、またスポーツに活かされるスポーツ科学研究について紹介したいと思います。 普段何気なく実施しているストレッチや筋力トレーニングが科学的に効果的かを体験しながら解説します。
TE-5 私達のくらしとロボットの関わり 武田 隆宏 准教授
昨今、AI技術の向上により生活の至るところにロボットが関わってくるようになりました。この授業では、ロボットの歴史を振り返りつつ、AIやロボット技術の現在を紹介することで、私達の「くらし」をどのように変化していくかについて紹介させていただきます。 主に、「家庭用ロボットを用いた健康づくり支援やコミュニティの活性化」について、「歩き方(歩容)からわかる健康状態」について実例や動画などを交えつつ、現在の最新技術やこれからの社会の変遷について講義を行っていきます。
TM-6 自動車関連の授業 開発、産業、構造、整備、点検等 東條 雄太 助教
・自動車の基礎~日常での活用知識
・自動車開発、製造過程について
・自動車整備 業務について
・自動車業界 就職方法、状況について
・実車を用いた実習形式(自動車の構造、点検方法等)
・小、中、高と年齢に応じた内容にも対応致します。現在、日本では、多くの方が自動車に関わる仕事に就いております。そして、多くの方が自動車を利用しています。日本を支える自動車の産業から日常での役立つ知識まで、身近にありながら、なかなか知る機会の少ない、自動車のあれこれについて、講座を行います。

環境エネルギー工学科

TC-1 流れの不思議 難波 礼治 教授
空気や水は、身のまわりにありながら、ふだんはあまり意識されていません。しかし、どちらも私たちの日常において大切な役割をしてくれています。「流体」(水・風)は目に見えなく捉えどころがありません。
出前講義では、まず、流体に親しんでもらうことをねらいとします。身の回りのにあるものでいくつかの実験をします。実験で見られる現象は、私たちの身近な道具や技術に利用されていることがたくさんです。むずかしい理由はさて置き「流体」のふしぎにふれて楽しみましょう。
TC-2 測量の基本とドローン空撮測量 田中 龍児 教授
測量とは、山や川、家、道路などの位置関係や地形を正確に測り、地図を作る作業です。普段私たちが使っている、インターネット上の地図やカーナビも、この測量があってこそのものなのです。
ここでは、測量の基本を学び、GNSSの電波を利用するRTK(リアルタイムキネマチック)を用いて、簡単な測量を体験します。
また、最新測量技術として、ドローン空撮写真測量技術による地図作成ついても学びます。
TC-3 手のひらサイズの橋を架けてみよう 本田 泰寛 教授
橋は私たちの日常生活には欠くことのできない土木構造物です。同時に、有数の観光地である山口県の錦帯橋のように、その文化的価値も大きくクローズアップされ始めています。
このように身近な存在である橋ですが、「自分の手で実際につくってみる」という体験はなかなかできません。この体験授業では、A4ケント紙や小さい木片など簡単な材料を使って、手のひらサイズの橋の構造模型づくりに挑戦します。そして、桁やアーチといった基本的な構造の違いを体験し、その原理や色々なアイデアについて説明します。
TC-4 陸上競技場の舗装材について 岩元 泉 准教授
2021年の東京オリンピックに向けて社会基盤整備が行われました。本講座では陸上競技場の歴史やオリンピックや世界陸上で好記録を出すための高速トラック舗装材について施工・技術について紹介します。アスリートは記録を出すために色々な条件を踏まえて、対応していかなければなりません。その中でも舗装材が、どのようにアスリートの走りに影響しているでしょうか。
TC-5 雨庭からはじまる流域治水 寺村 淳 准教授
近年多発する水害に対して、田んぼダム、遊水地などを活用した「流域治水」が注目されています。 流域治水は、これまでのダムや堤防がメインの治水にたいして、とても身近なことから、一市民が参加できる治水です。近年、世界的にはやっているレインガーデン(雨庭)の紹介、つくり方から、流域治水の仕組みまで、誰でもできる小さな治水について紹介します。
TC-6 栄養情報のウソ?ホント? 森園 由香 講師
パソコンやスマートフォンが普及し、私たちの身の回りにはたくさんの情報が溢れています。生活習慣病の増加や新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっている現代社会では、健康に対する関心が高まっています。食品や栄養に関する様々な情報を目にして、実践している人も多いでしょう。しかしそれらの中に、信頼に値するもの、健康維持や病気の予防に効果があると言える情報はどれくらいあるでしょうか?管理栄養士としての観点から、巷にあふれる食に関する情報の見方についてお話します。

建築デザイン学科

TB-1 建築とは何か―その史的原型と存在意義を探る 堀口 譲司 教授
我々の先祖であるホモ・サピエンスが誕生して以来の建築の歴史を、世界及び日本の視点から俯瞰し、「建築とは何か」、「建築の存在意義とは何か」を、地理的な風土的な宗教的な文化的視点と、民族や人類の記憶的視点から探っていきます。
TB-2 劇場空間のコスモロジー -サーカス・歌舞伎・宝塚- 堀口 譲司 教授
古代ギリシャから現代へと連綿と続く劇場空間を、三つに分類したタイポロジーを横軸に、歴史的変遷を縦軸にして、幾つかの実作(シルク・ド・ソレイユ・シアター東京、東京宝塚劇場、明治座)を基に解説し、理想の劇場空間とそのコスモロジーに関して考察していきます。
TB-3 「受胎告知」にみる西欧の空間認識と自然観の変遷 堀口 譲司 教授
聖書に書かれた受胎告知の場面は、その情報の少なさから古代より多くの画家の想像力を刺激し、たくさんの絵画に描かれてきました.そうした絵画を、ロマネスクーゴシックールネッサンス-バロックと時代ごとに解読することで、西欧の空間認識と自然観の変化について探っていきます。
TB-4 映画と建築-10の映画のなかでの建築家や建築作品- 堀口 譲司 教授
古今東西の映画の中には、名建築とよばれる建築が主要な舞台だったり、建築家を主 人公にしたり、 建築そのもの主題にするなど、建築と関わるものが数多くあります。 今回は10の映画を取り上げ、それぞれの映画と建築、建築家との関係や、その時代背景、歴史などを 掘り下げていきます。
TB-5 身のまわりの現象からもっと物理を好きになろう 福永 知哉 教授
身のまわりには様々な物理法則が隠れています。例えば、部屋の中を見渡すと、PCのモニターは様々な色の光を放ち、スピーカーから人気者の音楽が流れています。窓の外を眺めると電柱から電柱へ電線が張られており、建物へ電流がエネルギーや情報を運んでいます。もちろんその建物も物理法則にしたがい倒れることなく立っています。物理学の導入として、力学分野より“つりあうとは?(力のモーメント)”フィギュアスケートのジャンプはなぜ手を折りたたむ?“(回転運動)などの身近な現象をなぞなぞ形式で出題します。
TB-6 建物を作る楽しさを知ろう 森 元一 准教授
建物がどうやって作られていくか、どうやって壊されるのか、設計から現場の経験を踏まえて、若い人たちに物つくりを楽しく説明していきたいと思います。
TB-7 環境を測る我々は快適な環境にいるのだろうか? 辻 潔 准教授
環境を計測するということは、我々が生活しているある場所のある時刻の環境を知り、適切な環境かを理解することである。なぜ環境を計測するのか。例えば温度、湿度、気流、音、CO2濃度、粉じん、日射、光などである。その目的と計測方法を、実際の建築環境分野、建築設備分野で使用されている計測機器を紹介し、わかりやすく説明する。地球環境問題が他人事なことではなく、もっと身近なこととして考えるきっかけになることを期待する。
TB-8 近代建築の萌芽 -時代の過渡期における豊穣な空間- 副田 和哉 講師
18世紀半ばに興った産業革命は、それまでの生産システムを大きく変化させ、産業構造ばかりでなく、世の中の仕組み、人々の考え方など、様々な革新をもたらし、近代社会の誕生につながりました。しかし建築においては、産業革命が直接的に建築を近代化させたというよりは、周辺分野から少しずつ変化がもたらされ、その反動によって、時代ごとの差異が生み出されてきました。 本講座では、産業革命からモダニズム建築が生まれるまでの〈過渡期〉に焦点を当て、その豊穣な空間について、議論していきます。
TB-9 建築作品における空間イメージの重層性 副田 和哉 講師
VR技術の基礎的知見(全天球画像と円筒図法)を援用した、空間の視覚情報を離散的に定量把握する分析手法を提案し、これまで定性的に語られてきた実存する建築空間のイメージを、建築デザインの観点からとらえます。自己の身体を中心とし、運動に基づき主体の意識に形成される空間のイメージ(実存的空間)を対象に、実空間としての建築作品での空間体験について考えます。

共通教育センター

CE-1 都市設計者としての後藤新平が目指した都市像について 西嶋 啓一郎 教授
日本における都市計画法の制定(1919年)に最大の貢献をしたのは、当時内務大臣であった後藤新平である。また1923年の関東大震災により被災した帝都の復興計画を描いたのも後藤であった。後藤の広い見識と行動力は、台湾における民政長官としての経験、それに続く満州鉄道総裁時代の「満州の都市建設」の経験によって養われたものであった。
本論で考察するエベネザー・ハワード、パトリック・ゲデス、後藤新平らは、活躍した場所の違いはあれ、同じ時代を生きた都市設計者である。本論では、3人の経歴や都市計画に関する業績をみることで、近代都市の空間に関する考え方の潮流を概観する。
CE-2 受験対策数学(数学Ⅰ・Ⅱ) 竹下 俊一 准教授
留学生における受験数学講座 
『人間は「数」を発明したのか発見したのか。』地球(geo)を測る(metry)という意味の言葉がgeometry「幾何学」です。フランス革命時代、世界統一単位“メートル(meter) は生み出されました。子午線の4千万分の一の長さが1メートルと定義され、このときに用いられたのが三角測量です。球面上の長さは三角関数を利用して算出されていき、長さだけでなく重さも時間も地球を基準に定義されました。「数」の誕生から世界の数学、そして受験対策数学まで学びます。
CE-3 「木育」木にふれよう、木を知ろう、木を活かそう 倉元 賢一 准教授
鹿児島県の木材利用の現状や森林の役割の簡単な説明を行ったうえでものづくり(表現活動)を行い,木材や森林利用についての理解を深めます。地域の実情や受講者の発達段階に応じて、柔軟に対応します。木材を持続的な形で利用することの大切さと、その方法を考えていきます。
CE-4 グローバル時代における共通語としての英語 ケラウェイ 宏子 講師
社会がグローバル化し、経済・政治・文化など多岐にわたる分野で相互依存関係にある社会においては、多様な価値観や文化的背景を持つ人々と共に気持ちよく生きていくことは、ますます重要になってきています。 本講座では、そのような社会において重要な役割を果たしている共通語としての英語にフォーカスし、英語を共通語として学ぶ際に大切にしなければいけないことは何かを、クイズやディスカッションを交えながら共に考えていきます。
CE-5 昭和初期の教育活動における西郷隆盛イメージ 萩原 和孝 講師
教育活動や内容はその時々の時代的・社会的要請を受けて変化していきます。昭和初期の国定教科書や教育活動において、どのような西郷隆盛イメージが求められていたのかを説明しつつ、それらを通じて、当時の社会全体の雰囲気をつかんでもらいたいと思います。皆さんが受けている教育活動の背景にも様々な社会的要請があります。自分たちが受けている教育活動と社会的要請とのつながりを考えるきっかけづくりになれれば幸いです。
CE-6 探究活動における問いの設定とその解決 森田 大輔 助教
現在、高等学校では「総合的な探究の時間」という科目が設定されていますが、「どうやって問いを立てたらいいのだろう?」と悩んでいる生徒は少なくないのではないでしょうか。また、問いを立てたとしても、その問いをどのように解決するかという方法を見つけるのは容易なことではありません。本講座では、数学や教育学を例に出して、問いの設定の仕方(文献の検索方法を含む)やその問いに迫るための研究方法(論)についてご紹介します。
CE-7 数学学習のこれまでとこれから 森田 大輔 助教
戦後の教育改革以後、学校教育においても算数・数学が位置づけられました。そして、現在に至るまで算数・数学が子どもたちに教えられ続けていますが、その目的・目標は常に同じであるとは限りません。なぜならば、往々にして教育の目的・目標はその時代の社会背景から大きな影響を受けるからです。それでは、これまでの数学学習は何が目指されていたのか、またこれからの数学学習は何を目指すべきなのでしょうか。本講座では、数学教育の歴史を概観した上で、現行の学習指導要領でどのような数学学習が目指されているかを広く紹介します。
CE-8 算数・数学科における問題解決型授業と授業研究 森田 大輔 助教
我が国の算数・数学の授業は「問題解決型授業」と形容され、国際的に高く評価されています。しかし、問題解決型授業に触れた経験がないと、その実現は難しいのではないでしょうか。そこで、児童・生徒を対象とした算数・数学科の問題解決型授業を、飛び込み形式で立案・実施いたします。教科書単元の一部分、またはトピック教材を用いた授業も可能です。また、その授業に対する学習指導案の作成や研究協議も受け付けています。先生方の日々の研修にお役立ていただけますと幸甚です。
CE-9 数学の未知なる冒険:最先端の謎に挑戦 林 太郎 助教
私は代数学と幾何学が織りなす代数幾何学を研究している数学者です。出前授業では、理論と演習問題を通して、最新の数学の発展に触れ、その驚くべき美しさに迫ります。小学生から社会人まで、年齢やバックグラウンドに関係なく、数学の奥深さを紹介し、未知の領域への探求心を刺激します。また、参加者が自身の数学の世界を拓き、独自の数学を表現する手助けもします。得られた成果の発表を通じて、学びと感動を共有し、数学を通じて人々がつながり、新しい可能性に出会う機会を提供します。

オーダーメイド出前授業

オーダーメイド出前授業ご希望に合わせた講座をいたします。申込みフォームから「希望講座」選択時に「オーダーメイド出前授業」を選択し、「備考欄」にご希望の内容をご記入ください。メールにてお気軽にお問い合わせください。

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